健康診断では色々な検査ができ、検査結果の項目も沢山あります。 意味を調べてみました。
- BMI(体格指数): 医学的に最も病気のリスクが少ない「BMI=22」を「適正体重」としている。
- 腹囲 : 内臓脂肪がどの程度蓄積しているかの目安となり、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の判定の指標となる。おへそ回りの大きさを測る。
- 中性脂肪 : 皮下脂肪の主成分。糖質やアルコールの摂りすぎで増加しやすく、動脈硬化の原因となる。
- HDLコレステロール(善玉コレステロール): 血管壁にたまった余分なコレステロールを回収して肝臓に戻し、動脈硬化を予防する。
- LDLコレステロール(悪玉コレステロール): 全身の細胞にコレステロールを運ぶ。増えすぎると血管壁に沈着し、動脈硬化を進める。
- 総コレステロール : コレステロールは、身体の細胞を作るのに必要な成分だが、多すぎると動脈硬化の原因となる。甲状腺機能低下により上昇する場合もある。肝臓病や栄養障害などで低くなる。
- 血圧 : 最高(収縮期)血圧は心臓が収縮して血液が全身に送り出された時の圧力、最低(拡張期)血圧は心臓が拡張して血液が心臓に戻る時の圧力。高血圧の状態が続くと動脈硬化を招き、心筋梗塞や脳卒中の原因となる。
- 尿糖 : 尿中に含まれるブドウ糖。陽性は糖尿病や腎性糖尿などが疑われる。
- 血糖 : 血液中に含まれるブドウ糖の量。高値では糖尿病が疑われる。食後は血糖値が上昇するため空腹時に採血する。
- HbA1c : 過去1〜3か月間の血糖値の平均値を示してる。採血直前の食事に影響されないので糖尿病の指標になる。
- 血清尿酸 : 血液中の尿酸量を示している。高値では痛風や動脈硬化の原因となる。
- 心電図所見 : 心臓の脈動に伴う電気的な活動の変化を波形にしたもの。不整脈や心筋梗塞などを調べる。